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LAN上のWindows2000マシンにIPアドレスを設定する方法


LAN上のWindows2000マシンにIPアドレスを振るだけの方法です。ここでは、LANボードを装着したWindows2000マシンにTCP/IPプロトコルのIPアドレスを設定する方法を書きます。
Windows2000ではネットワークの設定方法がWindowsNTに比べて若干異なっています。
WindowsNTではネットワークのプロパティにてIPアドレスを設定していました。それに対してWindows2000では「ネットワークとダイヤルアップ接続」を利用します。


単純な方法


まず、「コントロールパネル」にある「ネットワークとダイヤルアップ接続」を開きます。また、「スタート」>>「設定」>>「ネットワークとダイヤルアップ接続」でも良いでしょう。
次に、「ローカルエリア接続」を選択し「プロパティ」を開きます。
ネットワークのコンポーネントのリストが表示されているウィンドウで、インターネットプロトコル(TCP/IP)を選択し、プロパティボタンを押します。
あとはIPアドレスを設定するだけです。


こんなに簡単にいけばいいのですが……


もしも、「ローカルエリア接続」がみつからない場合はそのマシンにIPアドレスを設定することができません。
Windows2000のインストール時にLANのボードを装着していれば「ローカルエリア接続」は自動でインストールされています。
そうでない場合や、あるいは削除してしまった場合などは、「ローカルエリア接続」をインストールする必要があります。
正確には「インストール」ではないと思いますが便宜上そのように書いています。


「ローカルエリア接続」のインストール方法


LANボードのドライバをインストールすれば「ローカルエリア接続」がインストールされます。
ドライバがすでにインストールされている場合は、ドライバを一旦削除して、再インストールしましょう。
ドライバの削除は「コントロールパネル」>>「管理ツール」>>「コンピュータの管理」を起動し、「デバイスマネージャ」からLANボードのプロパティ内にある「ドライバ」タブの「削除」を選んでください。
その後、Windows2000を再起動すると(PnPにより)自動的にLANボードのドライバをインストールするウィンドウが出ます。

ちなみに私が使用しているMELCOのLGY-PCI-TRというLANボードは(メルコのWebSiteによると)Windows2000に対応していませんでした。が、Windows2000のセットアップCDにこのLANボードのドライバがあったので何とか使用することができました。

LANボードのドライバをインストールしたならば、「ネットワークとダイヤルアップ接続」にはすでに「ローカルエリア接続」があるはずです。





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