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Solaris2.6でプロセスの実行優先順位を変更する
1  NI-Lab.  2002/06/27(Thu) 11:02
Solaris2.6でプロセスの実行優先順位を変更する

プロセスの実行優先順位を変更するには niceコマンドを使用する。
nice値というのがあって、これが小さいほど、プロセスの優先順位が高くなるらしい。
優先順位を下げるのは、一般ユーザでOK.
優先順位を上げるのは、root でしかできない(多分)。

例)
// tailのnice値が20(デフォルト値)
bash-2.05$ tail -1f access_log &
// tailのnice値を25(+5)にする
bash-2.05$ /usr/bin/nice -n 5 tail -1f access_log &
// nice値(NI)を確認
bash-2.05$ ps -l
F S UID PID PPID C PRI NI ADDR SZ WCHAN TTY TIME CMD
8 S 102 14738 14720 0 41 20 62132058 138 62132250 pts/0 0:00 tail
8 S 102 14745 14720 0 56 25 61dfef88 138 61dff180 pts/0 0:00 tail

Solarisの場合、niceコマンドが3つある(なんでまた……)
それぞれのniceコマンドはオプションが違うから注意しなくてはいけない。
ということで、絶対パス指定でniceコマンドを実行するのが安全。
[usr/bin/nice]
[/usr/xpg4/bin/nice]
[csh組み込みコマンド]