| Misskey.io (2026-09-20) |
「幼稚園で元素周期表を暗記」「独学で5カ国語習得」生活保護世帯に生まれた"ギフテッド"が一家心中図った壮絶な子供時代 | ライフ | 東洋経済オンライン
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> さらに脳梗塞をはじめ複数の病気を患い、安定して働くことそのものが難しくなった。家計は徐々に追い詰められていったが、まだ子どもだった清野さんはまったく気づいていなかった。
> 中学3年生の1月、学校から帰ると家の電気は真っ暗で、物音ひとつしなかった。おそるおそる寝室の扉を開けると、両親はうなだれ、当時小学校6年生の妹が「まだ死にたくない……」と泣き崩れていた。
> 布団の上には、1本のナイフが置かれていた。
> 父親からは「あと1カ月しか生きるお金が残っていない」と告げられた。母親は震える声で「家族が一緒にいられるうちに、一家心中してしまうほうがマシなんじゃないか」とつぶやいた。
> 清野さんはたまらず、家を飛び出した。
> 街を歩けば、同じ年頃の子どもがいる。当然のように高校へ進み、その先には大学があり、未来がある。「今は『親ガチャ』って言うんですかね。ただ、生まれの運が悪かっただけなのに」。
> 「人生、詰んじゃったなあ」。そんな思いが頭をよぎった。
> しかし同時に、反骨心も湧いてきた。社会は不条理だ。だからと言って、絶望して自ら命を絶ったり、非行に走ったりするのも、社会の負のレールに乗せられているようで耐えがたかった。
> 東大模試の前日、「生活保護受給世帯の子どもは大学には進学できない」という現実を知った。
> 生活保護を受給する世帯にとって、子どもの大学進学は「贅沢」である。大学に進学しようと思ったら、世帯分離の手続きをして生活保護受給世帯から外れる必要がある。すると世帯の人数が減るので、家族に支給される生活保護費は減ってしまう。
> そのことで父親と大喧嘩になり、あまりの騒ぎに警察がやってきた。このとき出会った一人の警察官が、清野さんの心を地獄から掬い上げてくれた。
> 警察の保護施設で一晩を過ごし、翌朝、東大模試の会場へ向かった。結果は、文科一類全国3位。A判定。心身が限界を迎える中で、清野さんの脳は信じられないほどの成果を叩き出してみせた。
> 清野さんは現在に至るまで、社会から多くの支援を受けてきたという。生活保護制度や奨学金があったから大学に通うことができた。あの夜、警察も来てくれた。
[Misskey.io] 2026-09-20 14:29:19
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