「彼女もケイト・ブッシュ大好きだったりして、意気投合しまして、深夜僕がやってたスタジオに連れて来て、「今こんな曲つくってんだけど歌ってくれないかな」みたいことを言ったんだと思います。で、彼女と僕とで作ったものがだんだん増えていったんですね。で、その「after the matter」っていう中にも、1曲上野が入ってるのがあります。オハイオ殺人事件っていう、こないだもやった曲なんですけど、それで参加してもらったり」
「いざ安部君に誘われて本格的なレコーディングをするってなった時に、上野と僕は決まっていたんですけど、その「after the matter」に入っているミュージシャンの中で松田君はやっぱり引き込もうよってことになって、3人でとりあえず進めていこうって決まっていました。 デビューアルバムでは打ち込みが多用されています。今にして思えば「何でかな?」って思うんですけど、何故か、タイコをたたいてもらった音を1回サンプルして、で、シーケンサーでそれを動かす、みたいなややこしいことをしてましたね。結局松田君が生でたたいたっていうタイコは?あるにはあるのかな、ポーランドという曲はキックとスネアだけサンプルした音をシーケンスでレコーディングしたのに、タムだけ後で生でかぶせる、みたいな。とにかく、非常に変則的な起用の仕方を松田君にはしてしまって。彼にしてみれば普通に叩きたかったのでしょうが、その辺はちょっと不満に思う部分はあっただろうと、今にして思うわけです」