「最初はドレゲネを主人公に想定していたのですが、彼女は貴婦人なのであまり動き回ることができないんです。侍女で相談役だったファーティマのほうが、物語上いろんなところに行っていろんな人に会ってくれるような気がしました。また、ファーティマの出自をイランの学者の家庭に設定すれば、13世紀におけるイスラム世界の知的先進性を描けそうだというアイディアもありました。迷った末に編集さんに「ドレゲネ版」と「ファーティマ版」の2種類のプロットを出して、「ファーティマでいきましょう」ということになりました。」 「シタラは頭でっかちで、自分では賢いと思っているけれど実はだいぶ不器用な子。シタラが反発するソルコクタニは純粋な好奇心の人、ボラクチンはある意味オタク的な人…。この物語では賢さの種類がバトルマンガで言う特性や技のようなものなので、できるだけ色々な角度から描きたいと思っています。」 『天幕のジャードゥーガル』でトマトスープさんが紡ぐ、モンゴル後宮譚。彼女たちは「悪」だったのか?(yoi) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/afacaec646ddcf2638b95a4a0ab13fe59bf61d9f
[Mastodon] 2025-04-19 23:46:39
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