「「推し活」における「推し」は、まさにこの発信者に相当するところがある。社会学者の山田昌弘は、近著で「推し活」ブームをリアルな恋愛や家族が希少品となった時代の「疑似恋愛」「疑似家族」という文脈で論じたが、それは課金される「親密性」なのだ。」 「山田は、「日本では、現実の世界では、格差が埋まらず、努力が報われるという体験ができない代わりに、バーチャルの世界に浸ることによって、現実に存在する経済格差や家族格差をみないようにしているのではないか」と述べ、「疑似恋愛」「疑似家族」を「親密関係をリアルな家族(配偶者や子ども)ではないものに求めるもの」と定義している(以上、『希望格差社会、それから 幸福に衰退する国の20年』東洋経済新報社)。」 貧困男性が配信者の女性に貢ぐ、歪さの奥にある"SNSの病理"とは? 「ライバー女性刺殺」が極めて現代的な事件であるワケ | 不安な時代、不機嫌な人々 | 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/865214?display=b
[Mastodon] 2025-03-20 08:45:15
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