「物価の先行きを展望すると、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、2024 年度に2%台後半となったあと、2025 年度および2026 年度は、概ね2%程度で推移すると予想される。既往の輸入物価上昇を起点とする価格転嫁の影響が減衰する一方、2025 年度にかけては、このところの原油価格上昇の影響や政府による経済対策の反動が前年比を押し上げる方向に作用すると考えられる。この間、消費者物価の基調的な上昇率は、マクロ的な需給ギャップの改善に加え、賃金と物価の好循環が引き続き強まり中長期的な予想物価上昇率が上昇していくことから、徐々に高まっていくと予想され、見通し期間後半には「物価安定の目標」と概ね整合的な水準で推移すると考えられる」 経済・物価情勢の展望(2024年4月) 2024年4月26日 日本銀行 https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2404a.pdf
[Mastodon] 2024-05-10 15:05:17
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