日米開戦から約1年9か月が経った昭和18年9月内南洋でこれまでにない衝突が起こる。この戦いにより日本はパラオ諸島を喪失。計画にはない帝国戦艦部隊の行動により米国との短期決戦へと突入してしまうのであった──。日米開戦から約1年9か月が経った昭和18年9月、内南洋でこれまでにない衝突が起こる。<br>この戦いにより、日本はパラオ諸島を喪失。<br>マリアナを除いて、内南洋の要衝をすべて失い、軍事的にも、経済的にも追い込まれる形となった。<br>しかし、政府も軍部も、この時がくることは想定しており、開戦後の3年を捨て、<br>新兵器開発・生産、燃料や弾薬の備蓄に取り組み、<br>国際的に孤立しても1年間は米国と戦争ができる状態にする「興号計画」を実行していた。<br>そして昭和19年10月、マリアナ沖で大規模な戦闘が勃発。<br>計画にはない帝国戦艦部隊の行動により、米国との短期決戦へと突入してしまうのであった──。<br>中岡 潤一郎 著
電波実験社
2020年03月
ギヤクシユウ ノ テイコク カンタイ 1 ニチベイ イチネン センソウ
ナカオカ ジユンイチロウ
/
This searches what you want. Anything!