Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > optparseライブラリ > OptionParserクラス > order!
order!(argv = self.default_argv) -> [String]order!(argv = self.default_argv) {|s| ...} -> [String]与えられた argv を順番に破壊的にパースします。 argv からオプションがすべて取り除かれます。 argv を返します。
オプションではないコマンドの引数(下の例で言うと somefile)に出会うと、パースを中断します。 ブロックが与えられている場合は、パースを中断せずに 引数をブロックに渡してブロックを評価し、パースを継続します。argv を返します。
下の例で言うと、コマンドの引数 somefile よりも後ろにオプションを置くことができません。 -b もコマンドのオプションではない引数として扱われてしまいます。
例:
$ cat opt.rb
require 'optparse'
opt = OptionParser.new
opt.on('-a [VAL]') {|v| p :a }
opt.on('-b') {|v| p :b }
opt.order!(ARGV)
p ARGV
$ ruby opt2.rb -a foo somefile -b
:a
["somefile", "-b"]