Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > etcライブラリ > Etcモジュール

module Etc

クラスの継承リスト: Etc

要約

/etc に存在するデータベースから情報を得るためのモジュールです。クラスにインクルードして使うこともできます。

モジュール関数

定義	説明
`endgrent -> nil`	Etc.#getgrent によって開始された /etc/group ファイルを読むプロセスを終了させファイルを閉じます。
`endpwent -> nil`	Etc.#getpwent によって開始された /etc/passwdファイルを読むプロセスを終了させファイルを閉じます。
`getgrent -> Struct::Group \| nil`	/etc/group ファイルから読み込んだエントリを一つ返します。
`getgrgid(gid) -> Struct::Group`	group データベースを検索し、グループ ID が gid であるグループエントリを返します。
`getgrnam(name) -> Struct::Group`	name という名前のグループエントリを返します。
`getlogin -> String \| nil`	自分の login 名を返します。得られなかった場合は nil を返します。
`getpwent -> Struct::Passwd \| nil`	/etc/passwd から読み込んだエントリを一つ返します。
`getpwnam(name) -> Struct::Passwd`	passwd データベースを検索し、名前が name である passwd エントリを返します。
`getpwuid(uid = getuid) -> Struct::Passwd`	passwd データベースを検索し、ユーザ ID が uid である passwd エントリを返します。
`group -> Struct::Group \| nil`	/etc/group ファイルから読み込んだエントリを一つ返します。
`group {\|gr\| ... } -> ()`	全てのグループエントリを順にアクセスするためのイテレータです。
`passwd -> Struct::Passwd \| nil`	/etc/passwd から読み込んだエントリを一つ返します。
`passwd {\|pw\| ... } -> ()`	全ての passwd エントリを順にアクセスするためのイテレータです。
`setgrent -> nil`	/etc/group の先頭に戻ります。
`setpwent -> nil`	/etc/passwd の先頭に戻ります。