Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > delegateライブラリ > Delegator::MethodDelegationモジュール

module Delegator::MethodDelegation

クラスの継承リスト: Delegator::MethodDelegation

要約

委譲先のオブジェクト管理のためのメソッドを集めたモジュールです。

特異メソッド

定義	説明
`new(obj) -> object`	委譲先のオブジェクトを設定します。

インスタンスメソッド

定義	説明
`self == obj`	二つのオブジェクトが等しければ真を返します。
`__getobj__ -> object`	委譲先のオブジェクトを返します。
`__setobj__(obj) -> object`	委譲先のオブジェクトを設定します。
`clone -> object dup -> object`	オブジェクトの複製を作成して返します。
`equal?(obj)`	二つのオブジェクトが同一であれば真を返します。
`marshal_dump -> object`	シリアライゼーションをサポートするためにDelegator::MethodDelegation#__getobj__ が返すオブジェクトを返します。
`marshal_load(obj) -> object`	シリアライズされたオブジェクトから、Delegator::MethodDelegation#__getobj__ が返すオブジェクトを再現します。
`method_missing(m, *args) -> object`	渡されたメソッド名と引数を使って、Delegator::MethodDelegation#__getobj__ が返すオブジェクトへメソッド委譲を行います。
`respond_to?(m) -> bool`	Delegator::MethodDelegation#__getobj__ が返すオブジェクトがメソッド m を持つとき真を返します。