Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rbconfigライブラリ > Configモジュール > CONFIG
CONFIG
設定値を格納したハッシュです。以下のキーと値を持ちます。
コンパイルした Ruby のソースディレクトリ
Ruby のインストール先の基準ディレクトリ
ruby インタプリタのファイル名
実行ファイルの拡張子
シェルのパス名
C コンパイラのオプション
C プリプロセッサのオプション
C++ コンパイラのオプション
Fortran コンパイラのオプション
リンカオプション
ライブラリ
アーキテクチャ依存の実行ファイルのインストール先ディレクトリ
実行ファイルのインストール先ディレクトリ
管理者用実行ファイルのインストール先ディレクトリ
他のプログラムから実行される実行ファイルのインストール先ディレクトリ
アーキテクチャに依存しないデータのインストール先ディレクトリ
設定ファイルのインストール先ディレクトリ
Rubyのバージョン の major (1.8.7 の 1)
Ruby 1.9 以降で処理系自体のバージョンではなくライブラリ向け インタフェースのバージョンを示すことになったので、 処理系自体のバージョンは RUBY_VERSION を参照すること
Ruby のバージョン の minor (1.8.7 の 8)
Ruby のバージョン の teeny (1.8.7 の 7)
実行するシステムの情報
例: C:\>ruby -v -r rbconfig -e "p Config::CONFIG['host']" ruby 1.8.1 (2003-12-25) [i386-cygwin] "i686-pc-cygwin"
生成されたコードを実行するシステムの情報
例: C:\>ruby -v -r rbconfig -e "p Config::CONFIG['target']" ruby 1.8.1 (2003-12-25) [i386-cygwin] "i386-pc-cygwin"
ビルドしたシステムの情報
例: C:\>ruby -vrrbconfig -e "p Config::CONFIG['build']" ruby 1.8.1 (2003-12-25) [i386-cygwin] "i586-pc-linux-gnu"
ビルドに使われた C コンパイラ
ビルドに使われた C プリプロセッサ
ビルドに使われた コンパイラコンパイラ
ビルドに使われたライブラリアン
ビルドに使われたライブラリ操作コマンド (?)
Windows のリソース操作コマンド
シンボリックリンク作成コマンド
オブジェクトファイル(コンパイルだけされてリンク前のファイル)の拡張子
ruby本体にリンクされているオブジェクトファイル (?)
ダイナミックリンクライブラリの拡張子
オブジェクトファイルからシンボルを切り捨てるコマンド
ビルド途中に作成される機能限定版rubyのcompile_dirからの相対パス
ruby共有ライブラリの名前
configureで--enable-sharedだったかどうか(値は"yes"または"no")
実行対象となるアーキテクチャ。RUBY_PLATFORMと同じ。
サイトごとの拡張ライブラリインストール時にarchの代わりに利用される値。 通常はarchと同じになるが、特定のプラットフォーム(mswin32・mingw32)では 異なる。 拡張ライブラリにバイナリ互換性があるarch間で、拡張ライブラリを共有する ために用いられる。
ビルド時のconfigureの引数。
rubyのライブラリ向けインタフェースのバージョン(例:"1.6") 処理系自体のバージョンはこちらでなく RUBY_VERSION を参照すること
ビルド時の作業ディレクトリ。