getopts.rb

Author: <jammy@shljapan.co.jp>

オプションを解析し、$OPT_xxx に値を設定します。

書式:

getopts(SINGLE_OPTS、*OPTS)
第一引数:

`-f'や`-x(=-fx)'の様な一文字のオプションの指定をします。オプショ ンが`-f'と`-x'の2つの場合は`"fx"'の様に指定します。ここでオプシ ョンがないときは必ず`nil'を指定して下さい。 *1

第二引数:

ロングネームのオプションや、引数を伴うオプションの指定をします。 `--version'や`--geometry 300x400'、`-d host:0.0'等がこれに該当し ます。引数を伴う指定は ":" を必ず付ける様にします。この例の場合、 "version"、"geometry:"、"d:" の様になります。 また、オプションを 指定しなかった場合のデフォルトの値を持たせたい場合は、":"の直後に そのデフォルト値を指定します。例えば、"geometry:80x25" の様になり ます。 *2

オプション解析:

解析結果は全て "$OPT_指定した引数名" という形で処理されます。

戻り値:

実際にセットされたオプションの数を返します。また、間違ったオプショ ンを指定した場合は、`nil'を返します。


*1ruby 1.6 feature: (おそらく 1.6.8 から)第二引数と同じようにオプションの値が指定できるこ とを意味する : を指定できるようになりました。初期値は指定できません
*2ruby 1.6 feature: (おそらく 1.6.8 から)ロングネームなオプションの値は --foo=bar のように = を間に挟んで値を指定できるようになりました。